"ダック"は凄腕の泥棒であった父親の跡を継いで盗みを働こうとしていた。彼が狙うのは500万ドルのダイヤ。父親はこのダイヤを美術商である"アンジェラ"から盗もうとしたが失敗し、その直後、死亡した。

ダックはもう一度盗み直す為に父親がかつて組んでいた仲間達を集め出す。だが、彼らは片腕の発明家、記憶がもたないハッカー、多重人格の役者志望などなにかが“欠けて"いる者ばかりだった。初めは再び仕事をする事を拒んでいた彼らだがダックは盗まなければならない理由があるという。

「あれは元々、親父が死んだお袋にあげたもんだよ。親父の為に手を貸してくれ」

こうしてもう一度彼らはチームを組みダイヤを盗もうと計画する。

アンジェラも手を打っていた。ダイヤを守る為、新たな警備システムの開発をセキュリティコンサルタントである"フォックス"に依頼していた。

そして、彼は要塞ともいえる警備ビル[フォレスト] を完成させ、アンジェラはこの場所でもう一度ダイヤを披露すると発表する。その日とは12月25日、 クリスマス。

ダックは決してかみあわない"欠けてる"者だらけの彼らとフォレストに挑む。

奴らでなければならない最大のショーが今、始まる。